お客様のアイスを用意しながら歌う従業員たち
「いらっしゃいませ!」誰でも聞いたことがあるこの言葉。これは「お店へ足を運んでくれてありがとう」という意味ですよね。日本ではデパートやお店、レストランなんかの建物に入ると、必ずこの言葉で迎えられます。
従業員たちは大きな声で、この言葉を来店者へかける。彼らがお客様へ見せる礼儀正しさのひとつです。
高級店じゃなくても、サービスの質は◎
日本はそのサービスの良さで知られています。品質も完璧さも礼儀正しさも、まさにエクセレントです。
これは高級なレストランやホテルだけでなく、小売店などでも質の高いサービスが提供されているのですから、驚きですね。
私が見ていて気になったのは、お客様への対応です。
従業員たちはいつでも笑顔を欠かさず、お客様のためになることを進んで行います。まるで「お客様は神様」みたいにね。
フィリピンのお店ではちょっと違う、挨拶の習慣
フィリピンにあるとあるモールでも、先に述べたような来店者への声がけを行います。ただし、全く同じというわけではありません。
キリスト教徒の多いフィリピンでは、午後6時になるとお祈りをします。モールの従業員たちはそのお祈りの後、目の前にお客様がいてもいなくても「Happy shopping!(お買い物をお楽しみください!)」のように、決まった掛け声をするのです。
実際のサービスの質に関しては、お店によりけりですね。極上のサービスをしてくれるお店もあれば、価格帯相応のサービスのところもありますので。